当病院内科では小腸検査用のカプセル内視鏡検査を始めました。
カプセル内視鏡検査とは、小型のカメラを内蔵した普通のカプセルを飲みこむだけで、今まで内視鏡による検査が困難であった小腸疾患の診断ができる検査です。
カプセルを飲み込んで四時間後からは食事も行う事ができます。夕方(ほぼ8時間後)に再び来院していただき、腰に装着した記録装置を取り外します。その後、カプセルは便中に排出されます。当然使い捨てです。
カプセルは重さ3グラムで、カメラ、発信機、電池を内蔵しています。飲み込むと、自然に腸の動きで小腸まで達します。自動的に腸内を撮影し、そのデーターを腰に装着された機械に送って記録します。病院には記録装置だけを返却していただきます。
内科:田中克典 医師